オリジナルBL小説を書いたり、書かなかったりしてます。更新速度は遅いですが、頑張りたいと思います!
なお、BLの意味を知らない方やお嫌いな方はすぐに出口へ進むことをお勧めします。
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よく見ると男はスーツ姿から、ラフな恰好に変わっていた。
俺は何も言わず、タオルで髪を拭くことだけに専念する。
ここまで着いてきてなんだが、男はどうゆうつもりで俺をここに連れてきたのだろうか。
じっと男を見る。
しかし男はそんな俺の様子に気づいてないのか、ゆっくりとソファーに座った。
「君も座ったら?」
俺は黙ってそれに従う。
「改めて、自己紹介させてもらう。俺は宗野誠(ソウノマコト)、会社員をしている」
ただの、会社員?
俺は思わず、部屋を見渡す。
普通の会社員の給料でこんなところに住めるのだろうか。
「君の名前は?」
男・・・宗野は俺に尋ねる。
その顔は柔らかで、優しそう。
「俺の名前・・・そんなの忘れた」
「忘れたって・・・」
俺は宗野の困惑した顔を見て、笑いがこみあげてくる。
こいつは何も知らないんだ。
白く濁った世界を。
名前なんて、あっても呼んでくれる人はいなかった。

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俺は何も言わず、タオルで髪を拭くことだけに専念する。
ここまで着いてきてなんだが、男はどうゆうつもりで俺をここに連れてきたのだろうか。
じっと男を見る。
しかし男はそんな俺の様子に気づいてないのか、ゆっくりとソファーに座った。
「君も座ったら?」
俺は黙ってそれに従う。
「改めて、自己紹介させてもらう。俺は宗野誠(ソウノマコト)、会社員をしている」
ただの、会社員?
俺は思わず、部屋を見渡す。
普通の会社員の給料でこんなところに住めるのだろうか。
「君の名前は?」
男・・・宗野は俺に尋ねる。
その顔は柔らかで、優しそう。
「俺の名前・・・そんなの忘れた」
「忘れたって・・・」
俺は宗野の困惑した顔を見て、笑いがこみあげてくる。
こいつは何も知らないんだ。
白く濁った世界を。
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